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間脳下垂体外科とは?

虎の門病院間脳下垂体外科は、平成17年4月に初代部長山田正三先生が、脳神経外科のなかでも主に間脳下垂体疾患の外科的治療を専門に診療を行う科としてして世界で初めて設立されました。開設14年目にあたる平成30年4月に2代目部長の西岡宏医師が就任し、日本の下垂体疾患の卓越した拠点病院となるべく、以下の3点を意識しながら、手術成績の向上を目指し日々診療活動を続ける、専門医集団です。

1)最適・最高の医療の提供が行なえること。

2)内外の医師の訓練・教育を行うこと。

3)下垂体疾患の研究への貢献が行なわれること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
診療活動内容

 

 
  • ​間脳下垂体疾患の​診断

  • ​間脳下垂体腫瘍の外科治療(高解像度内視鏡を使用した、初発・再発腫瘍に対する)

  • ​手術後のホルモン補償療法

  • ​残存腫瘍が生じた場合の外来での治療・経過観察

  • ​残存腫瘍に対する、放射線治療の検討

  • ​年一回の下垂体セミナーの開催(臨床医むけ)

  • ​国内国外での学会発表

  • ​診療・研究の論文発表

  • ​多施設との共同研究

 

 

 

 

 

 
内分泌疾患治療センター

 

下垂体腫瘍は、​手術による腫瘍摘出で治療が完了するわけではなく、術前術後の下垂体ホルモン分泌の評価並びに追加治療(放射線治療、薬物治療、ホルモン補償)がとても重要です。そういった、内科的な治療は当院の内分泌内科、小児内分泌科放射線治療科さらには病理医と密に連絡を取り合い、定期的な院内カンファレンスを行う事で互いに協力し、その患者さんにとって最良のテーラーメイド治療を心がけております。こういった取り組みは、虎の門病院の特筆すべき点としてあげられます。

 

 

 

メール相談(病気について 診察希望など)

(医療者の方からもこちらから受け付けております:症例コンサルト、手術見学希望など)

 

 

​Toranomon Pituitary Service

 

Department of Pituitary and Hypothalamic Surgery, Toranomon Hospital, Tokyo

 

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診療情報を利用した臨床研究について

虎の門病院間脳下垂体外科では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた記録をまとめるものです。この案内をお読みになり、ご自身またはご家族がこの研究の対象者にあたると思われる方の中で、ご質問がある場合、またはこの研究に「自分またはご家族の診療情報を使ってほしくない」とお思いになりましたら、遠慮なく下記の相談窓口までご連絡ください。

【対象となる方】

2014年1月〜2017年4月に頭蓋咽頭腫(鞍隔膜下型)のために虎の門病院間脳下垂体外科に入院し、経鼻的腫瘍摘出術を受けられた方.

【研究課題名】 

鞍隔膜下型頭蓋咽頭腫の臨床病理像、手術成績と内分泌機能予後

【研究にいたる背景】  

頭蓋咽頭腫の治療成績は近年飛躍的に向上していますが内分泌機能予後は依然として不良なことが多いです。頭蓋咽頭腫の中で一般的なトルコ鞍上部から発生する鞍上部型ではなく、トルコ鞍内から発生する鞍隔膜下型の頭蓋咽頭腫は従来から経鼻(経蝶形骨洞)手術の良い適応とされてきました。また鞍隔膜下型は鞍上部型と比べて内分泌機能予後も比較的良好なことが多いと考えられています。しかしその臨床病理像や最近進歩している経鼻内視鏡手術の成績、内分泌機能予後に関する詳細な報告はいまだ少ないのが現状です。

(内分泌機能:ホルモン産生能)

【研究の目的】  

今回、当院で経鼻内視鏡手術を行った鞍隔膜下型の頭蓋咽頭腫の症例の臨床病理像と手術成績、特に下垂体茎の温存率や内分泌機能予後を検討します。

 

【相談窓口】  

虎の門病院 間脳下垂体外科  西岡宏 

​TEL: 03-3588-1111(代表)

 
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